[R-指定] 罪と罰

約束やくそくなんて　浅あさはかなもの

近(ちか)づけば焦(こ)がしてた

彼(かれ)を殺(ころ)して　着飾(きかざ)った冷静(れいせい)さえ

もう　優(やさ)しい腕(うで)の中(なか)で

小(ちい)さな事(こと)から失(うしな)った「何(なに)か」を

０にしたいのは　お互(たが)い様(さま)で

四角(しかく)い監獄(かんごく)　セミダブルベッド

無我夢中(むがむちゅう)　抱(だ)き合(あ)えば

溶(と)け出(だ)す身体(からだ)を洗(あら)い流(なが)すレイン

忘(わす)れよう　絡(から)め合(あ)った　吐息(といき)で

嘘(うそ)に染(そ)まる夜(よる)　罪深(つみぶか)い唇(くちびる)

繋(つな)ぐように残(のこ)した痕(きず)は

朝(あさ)が来(く)ればまた　薄(うす)れて消(き)えて

許(ゆる)されない距離(きょり)が

罰(ばち)でしょう?

陰湿(いんしつ)な朝(あさ)　問(と)えない事実(じじつ)

幼(おさな)さがまた邪魔(じゃま)で

確信犯(かくしんはん)の声(こえ)　「それじゃあ、またね」

行(ゆ)き急(いそ)ぐ　終(お)わり　怖(こわ)くて

容易(たやす)い言葉(ことば)と舌(した)　姑息(こそく)なサイン

飲(の)みほしたグラスのせいにしたりね

あなたの全(すべ)てになりたいだけなの

せめて今(いま)だけは　私(わたし)を見(み)て

嘘(うそ)に染(そ)まる夜(よる)　罪深(つみぶか)い唇(くちびる)

繋(つな)ぐように残(のこ)した痕(きず)は

朝(あさ)が来(く)ればまた　薄(うす)れて消(き)えて

許(ゆる)されない距離(きょり)が

罰(ばち)でしょう?

通(とお)り過(す)ぎた夏(なつ)　あなたを数(かぞ)えれば

濡(ぬ)れていた　再会(さいかい)の花(はな)

慣(な)れた「くちづけ」も　気休(きやす)めの「すき」も

全部(ぜんぶ)　全部(ぜんぶ)　承知(しょうち)してます

全部(ぜんぶ)　全部(ぜんぶ)　愛(あい)しています